太陽光のデメリット優先思考は損をする!?見方を変えればメリットに!

太陽光

ちょっと値の張るものを購入するとき、皆さん下調べをされますよね?
チラシやインタ-ネットの口コミサイトを見たり、店舗で店員さんからアドバイスをうけたり…。

私は最近、愛車のタイヤを静寂性を重視したツーランク上の物に履き替えました。
それなりの出費になるので後悔しないように、まずはユ-ザ-の口コミを読み込んだのですが、
そこで一つ気が付きました!

人間って、たくさんの良い評価(メリット)を目にして安心しても、その中にたった一つの不満(デメリット)を
目にしただけで、
購入意欲と商品への信頼度が、アッという間に低下してしまうものなんですね。

これって太陽光発電にも言えることだと思うんです。

まず下調べの段階で、曇りや雨の日が多い北陸地方の方は『日照不足』に不安を感じ、
全般的には、『屋根やパネルの耐久性』に不安を感じ、さらにパネルを乗せることで 『家の外観を損なうこと』 への不満から、
太陽光発電に対して興味や期待感が薄れる傾向にあるのではないでしょうか?

今回は太陽光を利用することのメリットと、一般にデメリットとされている事柄が事実なのか考えてみたいと思います。

太陽光発電と他の発電方法との比較

発電の種類で考える 《環境編》

発電方法は太陽光発電を含め、以下のものがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

【火 力】
発電効率が良く、他に比べて安定的に発電できる。
石油・石炭・ガスなど限りある資源『化石燃料』を燃やして発電する為、
資源が減り、燃やすことで地球温暖化につながる物質を排出。

【原子力】
国際情勢に左右されにくい為、資源の安定確保が可能。
使用した燃料は再処理する事で再び再利用できる。
発電時にCO2を排出しない為、温暖化防止にも期待される。
射性物質を含んだ燃料を使用しており、災害時に不安が大きい。

【風力発電】
太陽光同様に自然エネルギーを使用する事で環境に無害。
太陽光と異なり夜間でも発電する事が可能。
但し、発電量が風速によって左右されたり、騒音問題もある為、
近隣に生活圏がある場合、設置場所が限定される。

【太陽光】
無尽蔵の太陽光を電気に変えることで、資源を使わず発電ができる。
電力会社に頼らず、自宅で電気を生み出すことが可能。
災害時等、日中の日の出ている時間は非常電源として使用することができる。
夜間に発電できない、季節や天候により発電量が不安定になる。

太陽光はお財布にも優しいか考えてみる 《経済編》

まずは主な経済的メリットを箇条書きしてみましょう。

1)つくった電気を使えば電気会社に支払う電気代を減らせる。
2)余った電気を買い取ってもらえる=売電収入がある。
3)屋根にパネルを設置することで夏場の熱を吸収しにくく、冬場は暖気を逃さない…などなど

※ 2)の売電収入について少し補足します。

2009年に導入された売電システムですが、当時の売電単価は48円で、2019年現在の単価は
その半分程度の26円です。

単純に48円で売れていたものが半額程度の26円にしかならないと考えると、太陽光発電にまとまった費用を
投入するメリットを感じなくなってしまうのは無理もありません。

しかし、『売電価格が下がった』ことをデメリットと捉え、『太陽光発電を導入するメリットがない』と結論付けて
しまっても良いのでしょうか?

デメリットは見方を変えればメリットに

売電制度は『余剰電力による投資』だけを目的にしたものではありません。
太陽光発電を設置するための初期費用を、売電収入によって回収するシステムでもあります。
つまり、『時間がかかっても、結果的に無料で設置すること』を目的としたシステムでもあるのです。

これを踏まえて、もう一度売電価格について考えてみましょう。

2016年に発表された資源エネルギ-庁の『電源種別(太陽光・風力)のコスト動向等』の統計によると
太陽光発電の初期費用=システム費用(パネル・パワコン・架台・工事費)は、以下のように変動しています。

年度 初期費用(システム費用) 初期費用×一般家庭平均 4KW 売電価格
2011年 46.8万円 187.2万円 42円
2016年 35.4万円 141.6万円 33円
※2019年 30.8万円 123.2万円 26円

【 補足 】
※売電単価は北陸電力を基準としています。
※多雪施工の場合、初期費用は割高になります。

まず表の初期費用に注目してください。
1kwあたりの設置単価が2011年から、たった5年で、約11万円も安くなっています。

売電制度が初期費用を回収するためのシステムだと考えると、初期費用が安くなっている今、
売電価格が年々下がって当たり前といえます。

こうなると売電価格が下がった=デメリットではあるとは言い切れません。
むしろ価格が落ち着いてきたことで太陽光発電を導入しやすくなり、地球温暖化に影響しない方法で
『自家発電・自家消費』して、環境を考慮した生活を始め易くなった…と言えるでしょう。

太陽光発電…技術は進歩している

いま、太陽光発電を導入することのメリットは、
初期費用が安くなっていることだけではありません。

太陽光発電に関わる技術は年々進歩しており、
世界中のメ-カ-や研究者がしのぎを削っています。

身近なところでは金沢工業大学で、コンテナ収納型太陽光発電(給湯ユニット)の
事業化に向けた実証検証を開始したそうです。
災害時に想定される停電時に有効に使えそうですよね。

一般家庭向きの太陽光発電についても、目覚ましい進歩を遂げており、
以前より少ないパネルで電気を作ることが出来るようになったため、必要な屋根の面積も
少なくて済むようになりました。

このことにより『日照不足による不安』が減少し、軽量化されたパネルで『屋根の耐久性』の不安や、
『家の外観を損なう不安』も解消されるでしょう。
みなさんは安くて、さらに技術が進歩した太陽光発電システムを導入できるのです!

まとめ

このように太陽光発電は環境に配慮した究極の発電システムと言えますが、
まだまだ高価であることに変わりはありません。
ほんの少しでも太陽光発電に興味を持った方は、まずはプロに相談しましょう。

個々のお宅のライフスタイルや環境に合わせて、メリット・デメリットを把握して検討し、
しっかりとオーダーメイドで設置することが後悔しない秘訣だからです。

また、太陽光発電に限らず設備や機械を長く安心して使用するためには、適切なメンテナンスが必要です。
その設備が重要なものであればあるほど定期的なメンテナンスをおこない、状態に合わせて消耗部品などの
交換をおこなえば、より長く安心・安全に使用できます。

『支払う電気代は安くなったけど、メンテナンスと部品交換費用が高くついた』…とならないように
メーカーによって異なる保障内容や保障期間をしっかりと把握して、かかる費用等を長期的目線で準備すれば、
太陽光発電が、『高くてメリットが少なくて維持管理が大変』なものではなくなります。

まずは、あなたのお宅にとってのメリット・デメリットを私たちと一緒に考え、
安くて、さらに技術が進歩した太陽光発電システムを使って、
環境に配慮しながら『自家発電・自家消費』を実現するための一歩を踏み出してみませんか?

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